新入局員自己紹介

本年度新入局員の先生方の自己紹介を随時更新いたします。どうぞよろしくおねがいいたします。

2017年度に入局した、川高正聖と申します。
第一内科ではリウマチ・膠原病チームを専攻して日々研修を送らせていただいております。
膠原病チームでは、スペシャリストとジェネラリストの2つの側面があります。
スペシャリストの側面として、膠原病が比較的稀な病気であり専門性が非常に高い点があげられます。診断から治療に至るまで、他分野の研修ではあまり触れることのない抗体検査もあり、その測定意義までを考慮すると膨大な知識が必要であると感じます。まだまだ医師として未熟ではありますので一人ではわからないことも多いですが、カンファレンス等で上級医にご指導を仰ぎながら診療にあたることができ非常に充実した日々を送っています。また、珍しい症例が多いため、各症例に対して類似症例を参考に治療を進めることがあります。その際には本邦の文献だけでなく、海外の英語文献に触れる機会が多く、最先端の治療について学ぶ機会があり新鮮な気持ちで臨床にあたることができます。
ジェネラリストの側面としては、膠原病チームでは不明熱を中心として診断に至らない症状をお持ちの患者さんを診療する機会が多い点があります。その際に、専門分野だけでなく他分野の幅広い知識を持って適切な診察、検査を行い鑑別を進める必要があります。当チームは屋根瓦式の研修を行っており、後輩の医学生、研修医や先輩医師とともに切磋琢磨しながら研修を送ることができます。後輩への指導は曖昧な知識では行えないため、日々の研修で得た知識をまとめることで自分自身の知識を深めることができます。また、ともに学ぶことで新たな発見がありともに成長することができます。さらに、臨床に即して週に一度、若手医師を中心に日々の疑問をテーマに勉強会も行っており、私も参加させていただいております。このような機会を通して様々な症候を対象に幅広い知識を身に着けることができ、医師として必要な知識を身に着けることができるように思います。
本年度から研修医のメンターも担当しており、後輩の研修がより充実するように自分が学んだことや困ったことを伝えていければと考えております。
これからも臨床・教育の面で精進したいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
川高 正聖

 


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