2017年11月2日 富山大学附属病院において第19回富山COPD学術講演会が開催されました。
今回は一般演題として当科の今西信悟医師がフルチカゾン/ホルモテロールという気管支喘息の患者さん用の吸入器の使用経験を発表しました。
特別講演は新潟大学大学院医歯学総合研究科 呼吸器・感染症内科学分野 菊地利明教授をお招きして「COPDと感染」についてご講演いただきました。
COPDの気流閉塞だけでなく、症状が強い方ほど増悪をきたし、その原因となる感染症と治療対策などについてご講演いただきました。
非常に興味深かったのは肺の障害と菌の多様性の関係で、従来肺は無菌的として扱われておりましたが、肺においても常在菌と免疫の関係性が徐々に明らかになってきておりました。
また、夜は富山のおいしい料理とお酒で歓談させていただきました。まことにありがとうございました。