2011年6月3日17時30分よりカンファレンスルーム2で第一内科の医局説明会を開催いたしました 毎年盛況ですが、今年は特に机椅子が足りなくなるほど多くの研修医の先生方、学生さんに聞きに来ていたき誠にありがとうございます。
膠原病グループからは病棟医長の篠田先生がお話されました。膠原病を専門的に学ぶには当科がうってつけです。従来は疼痛管理が中心であった関節リウマチの治療に生物学的製剤が導入されて、全身がみられる膠原病内科医のニーズが高まってきています。当院には全県の症例が集まってきて、集中的に膠原病を学ぶことができ、症例報告も活発に行っています。現在少数精鋭ではありますが、その分内容の濃い研修ができます。
各グループからの紹介の後で、女医さんを代表して仙田先生から「女医の目」からみた当科の後期研修についてお話がありました。当科は内科の中でも女医さんが多く、出産後も復帰されて仕事や研究と子育てを両立しておられます。そのバイタリティには感服です。そのためには医局のサポートが必要で、業務の調整がとても大事になってきます。そんなノウハウが当科にはあります。
若手医師を代表して和倉先生から、三井記念病院での研修のお話などをしていただきました。専門医養成支援センターの事業を利用して、当科に所属しながら研修に行くことができるようになってきています。専門だけでなく、あらゆる内科疾患を受け持ってきたことで医師としての確固たる礎を築いて帰ってこられました。今後の活躍が期待されます。
最後に戸邉教授から聞きに来ていただいた皆様に熱いメッセージがありました。当科の疾患は糖尿病・内分泌、呼吸器、膠原病いずれも増加傾向にある疾患で、医師のニーズがつきることはありません。また新たな治療法が発展されており、非常に将来の展望がある疾患です。また、当科では統計の勉強会や学生さんの勉強会なども行っており、専門施設への研修も積極的に行っていただいています。大学院での研究も病棟業務から離れて集中的に実験することができます。是非、当科での後期研修をお勧めします。
説明会は盛況に終わり、そのあとの二次会も大変もりあがりました。座敷がいっぱいになる位の方々にお集まりいただきまして、教授をはじめとして皆さん席を移動しながら、いろいろとお話が聞けたと思います。次回は6月18日に病院全体の説明会がありますので、今回都合があわなかったりゆっくり話を聞けなかった方は、是非次の機会に第一内科のブースでお待ちしております。
岡澤成祐