第一内科に入局して(2)

第一内科新入局員による入局しての感想シリーズ第2弾です。膠原病グループの松井先生です。それではよろしくお願いします。

 

2013年度に入局した、松井篤と申します。第一内科に入局して約半年が経過しますが、ご挨拶が遅れてしまいました。今回、入局しての挨拶・感想をとのことで、たった半年ではありますが振り返りを含めて書かせていただきます。

最初の五ヶ月は膠原病チームでの研修でした。指導医のご配慮があり、後期研修医としての最初の数週間は担当患者を徐々に増やす形としていただきました。そのためスムーズに病棟業務になれることができ、その後は概ね10人程度の担当となりました。平日は毎日1回のチームミーティングがあり、外来医を含めたチームカンファレンスも週1回あり、常に上級医の意見を求めることができ、安心して研修することが可能です。
また、中心静脈カテーテル挿入や腰椎穿刺などの手技だけでなく、当科は呼吸器も担当していることから、空いた時間を利用して胸腔穿刺やドレナージも申し出てfirst tryさせて頂きました。そして、常に全身を意識しなければならない膠原病ではベッドサイドで非侵襲的に行える超音波検査は非常に有用ですが、心臓・腹部を主とした超音波検査を研修する時間も頂いております。

このように当科は比較的自由に研修することができ、病棟業務終了後の無駄な拘束はほとんどありません。「自由」とは「自分に由る」ことであり、目的意識を失わないことがとても重要だと思います。目的意識を持つことで自分のスタイルで研修することが出来ることが当科の特徴と私は強く感じています。

当科では学生さんへの勉強会も開催しており、私も学生のころは戸邉教授をはじめとして多くの先生方に教わる機会を与えていただきました。この文の執筆と前後して、新しい勉強会が発足しようとしていますが、今後は私もスタッフとして活動する予定です。

これからも臨床・教育の面で邁進したいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

松井 篤


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