2016年7月9日に富山大学附属病院総動員での第一回ハンズオンセミナーが開催されました。学生さん対象に様々な手技が経験できるものです。縫合から始まりダビンチなど大学のシミュレーションルームから病院のスキルスラボまで広く使って各科の医師がそれぞれの手技を指導いたしました。
当科は甲状腺エコー、関節エコー、気管支鏡、胸腔穿刺などのブースを用意させていただきました。
超音波(エコー)は簡便で患者さんにとって侵襲度の低い検査です。甲状腺は以前から超音波が主流でしたが、最近ではエラストグラフィーという撮像法も行われています。
関節も以前はX線写真やMRIが中心でしたが、超音波での評価が活用されてきております。
気管支鏡は迷路のような気管支をどのようにすすめていくのかが腕の見せ所です。
胸腔穿刺では緊急脱気で一気に空気が抜けるところなど経験していただきました。
これらのシミュレーターを用いてより学生さんに早期より実習に望んでいただければと思います。