行ってきましたっ、初めての国際学会!
American Thoracic Society Internaional Conference 2010 New Orleans LOUISIANA
です
今回は、自分の発表はなかったのですが、大学院生として研究を始めるにあたって
またとない機会でした。
当科からは市川先生、鈴木先生、神原先生のポスター発表がありました。
来年は自分も是非ポスターを持って参加しにきたいものです。
自分としては呼吸器疾患+救急が対象の学会なのでとても楽しみでした。
本来、研究の勉強になるような基礎的なところを勉強してこないといけないのですが、
どうしても臨床的なARDSなどのシンポジウムに興味がいってしまいます。
さて、まずは学会に行くまでの道のりですが
何より朝が早かったです
6時過ぎには富山駅を経て、小松空港から朝1番の便で成田空港へ
そこから約12時間かけてアメリカでした。
ワシントン・ダラスからニューオーリンズまでの飛行機が普通に1時間以上
遅れていました…これが日常なんですね。アメリカでは。
さて、着いた日は夕方になっていましたが
さっそく受け付けをして抄録をもらって帰りました
その日はとてもよく眠れて、翌朝起きるのがしんどかったのはいうまでもありません
シンポジウムが日本時間の真夜中であるという過酷な状況の中で
午前中は主に英語のシンポジウムを聞き、といってもヒアリングではわからないので
スライドをメモしておりました
時折聴衆がジョークに笑っているのですが、一人取り残されている感じがあります
一番印象に残ったセッションはARDSの際のcell adhesionの分子生物学的なシンポジウムでした
昼間はポスターセッションですが、こちらはゆっくりと文字を眺められると思いきや
演者が積極的に「何か聞きたいことがないか?」と聞いてこられます
内容を把握するのにとても時間がかかるのに、とても質問どころではありません
ベースがあれば質問も考えられるのになぁと思いました
ポスターは自分の売り出しの場だと聞きました
やはり日本人は引っ込み思案なお国柄なんですね
日本人が話す英語はプレゼンテーションできちんと聞き取れるのは不思議です
みんなで夕食を食べにいきました
オイスターが有名とのことですが、量が半端でなく多かったのは御想像通りです
個人的にはアリゲーターも別の日に食べてみました。味は淡白でしたが、チリソースのような
辛みが強かったです。そのせいであまり臭みは感じられませんでしたのでわりといけます。
やはり日本の学会とは異なる雰囲気があり、とても活気がありました
街全体にATSムードが漂っていました
来年は是非ポスターを持っていきたいです
岡澤成祐