新入局員自己紹介シリーズ第二弾です。今年は膠原病チームに2人新入局員を迎えることができました。是非当科で研鑽をつんで、患者さんのトータルマネージメントを担っていただきたいと思います。
リウマチ・膠原病内科の山口 智史(やまぐち さとし)と申します。よろしくお願いします。
以前は、他大学で農学部、森林科学を先行していました。50年、100年単位でものごとを考え、生命科学・治水・景観・土木機械などの切り口のある、農学の中でもスケールの大きい分野で、野外での勉強も多かったです。部活動では、吹奏楽・オーケストラで金管楽器(トロンボーン)を担当しました。こちらもまた、全国津々浦々での活動があり、非常にやりがいがありました。
富山大学入学後は、パソコンでのマンガ描きを行い、最近ではiPadでの情報管理や読書などに没頭しています。デジタルツールの進歩というのは、月並みではありますが「日進月歩」だと実感しています。
リウマチ・膠原病内科との出会いは、富山大学入学時、早期臨床体験実習でした。リウマチ教育入院で、「新薬」メソトレキセートによる治療パラダイム転換、「生活指導、リハビリ、手術、そして薬物によるトータルマネジメント」が印象的でした。その後、講義や臨床実習で膠原病を学び、今後も積極的に関わりたいという意欲がわきました。平成21年度に富山大学医学部医学科卒業、初期研修を高岡市民病院で行い、本年度に富山大学第一内科に入局しました。多彩な病態や合併症を評価し、治療について吟味することがリウマチ・膠原病内科医の使命だと思います。今は臨床での実力を高められるよう、病棟、外来業務に真摯に取り組みたいと思います。
山口 智史